ローマ法王 コンクラーベ 2013 [★★海外ニュース]
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ローマ法王 コンクラーベ
ローマ法王庁(バチカン)は13日の法王選挙会コンクラーベで
新しいローマ法王にアルゼンチン人でブエノスアイレス大司教の
ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)を選出したと発表しました。
今回のコンクラーベは、前法王のベネディクト16世が
高齢を理由に2月末で退位したことを受けての開催。
ローマ法王が存命中に退位したのは約600年ぶりとか
その後の人選がメディアでも注目されていましたネ。
266代目の法王となるベルゴリオ氏は、12日に始まった
コンクラーベの5回目の投票で3分の2を超える票を獲得。
法王名は「フランチェスコ1世」を名乗るそうです。
新法王の戴冠式は19日に開催されるそうです。
ベルゴリオ氏は穏健派な保守派で、社会問題への対応では
前衛的な面もあるとされるそうです。
人柄としてはドイツ留学の経験もあり「庶民派」をアピール
しているようですネ。
素晴らしいバランス感覚をお持ちとのことです。
因みに次期法王が決定するには?
【コンクラーベ】で教皇が選ばれるには、
投票総数の3分の2以上の得票を得ることが必要です。
【コンクラーベ】に参加できるのは世界の80歳未満の
枢機卿。現在、参加資格を持つのは117人で健康状態の
悪化や不祥事を理由に参加しない枢機卿が2~3人いると
報道されています。
選ばれる対象は男性信徒全体が対象です。
3分の2プラス1票の得票者が出るまで無記名投票を繰り返します。
ヨハネ・パウロ1世が選ばれた1978年には灰色の煙が出て
報道関係者らが混乱した事実もあったとか。
【コンクラーベ】は鍵(ラテン語でクラーベ)をかけて,
聖職者たちを建物にとじ込めたことに由来するそうです。
過去には、2年以上も法王が決まらず信者たちのヒンシュクを
買ったことがあり、枢機卿らを息苦しい環境に置くことで
早期決定を促す必要があったからといわれていますが、
これを意識改革したのが2005年まで在位の法王、
ヨハネ・パウロ2世。TVでもお馴染みの方ですね。
会場となるシスティナ礼拝堂に閉じ込めることはせずに
バチカン内の他の礼拝堂や庭園を散歩できるようにしたそうです。
自由な空気と意思で決定するものだと思います。
さらに、礼拝堂近くにホテル並みの施設を設け、その代わり、
12日間を過ぎても決まらない場合は、単純過半数制に
変更できるようにしたとのことです。
時間短縮 ここにも時代の波が押し寄せていますね。
さて、新法王「フランチェスコ1世」は、過去数年で続出した
不祥事への対応や、バチカン内部の権力闘争を
沈静化できるか、この先手腕が問われるところですね。
期待しましょう。
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ローマ法王 コンクラーベ
ローマ法王庁(バチカン)は13日の法王選挙会コンクラーベで
新しいローマ法王にアルゼンチン人でブエノスアイレス大司教の
ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)を選出したと発表しました。
今回のコンクラーベは、前法王のベネディクト16世が
高齢を理由に2月末で退位したことを受けての開催。
ローマ法王が存命中に退位したのは約600年ぶりとか
その後の人選がメディアでも注目されていましたネ。
266代目の法王となるベルゴリオ氏は、12日に始まった
コンクラーベの5回目の投票で3分の2を超える票を獲得。
法王名は「フランチェスコ1世」を名乗るそうです。
新法王の戴冠式は19日に開催されるそうです。
ベルゴリオ氏は穏健派な保守派で、社会問題への対応では
前衛的な面もあるとされるそうです。
人柄としてはドイツ留学の経験もあり「庶民派」をアピール
しているようですネ。
素晴らしいバランス感覚をお持ちとのことです。
因みに次期法王が決定するには?
【コンクラーベ】で教皇が選ばれるには、
投票総数の3分の2以上の得票を得ることが必要です。
【コンクラーベ】に参加できるのは世界の80歳未満の
枢機卿。現在、参加資格を持つのは117人で健康状態の
悪化や不祥事を理由に参加しない枢機卿が2~3人いると
報道されています。
選ばれる対象は男性信徒全体が対象です。
3分の2プラス1票の得票者が出るまで無記名投票を繰り返します。
ヨハネ・パウロ1世が選ばれた1978年には灰色の煙が出て
報道関係者らが混乱した事実もあったとか。
【コンクラーベ】は鍵(ラテン語でクラーベ)をかけて,
聖職者たちを建物にとじ込めたことに由来するそうです。
過去には、2年以上も法王が決まらず信者たちのヒンシュクを
買ったことがあり、枢機卿らを息苦しい環境に置くことで
早期決定を促す必要があったからといわれていますが、
これを意識改革したのが2005年まで在位の法王、
ヨハネ・パウロ2世。TVでもお馴染みの方ですね。
会場となるシスティナ礼拝堂に閉じ込めることはせずに
バチカン内の他の礼拝堂や庭園を散歩できるようにしたそうです。
自由な空気と意思で決定するものだと思います。
さらに、礼拝堂近くにホテル並みの施設を設け、その代わり、
12日間を過ぎても決まらない場合は、単純過半数制に
変更できるようにしたとのことです。
時間短縮 ここにも時代の波が押し寄せていますね。
さて、新法王「フランチェスコ1世」は、過去数年で続出した
不祥事への対応や、バチカン内部の権力闘争を
沈静化できるか、この先手腕が問われるところですね。
期待しましょう。
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2013-03-15 21:43
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