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スノーデン事件とは!その概要!元CIA職員が暴露! [★★海外ニュース]

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スノーデン事件とは!その概要!元CIA職員が暴露!

スノーデン事件の概要は?元CIA職員の暴露が今、
その衝撃が世界中の注目を集めていますが、はたして
その真意と目的は一体何なのでしょうか?

米政府が個人情報を秘密裏に集めていると暴露!!
極秘監視プログラム「PRISM」の存在が露呈しました。

事件の流れ概要を少し整理してみましょう。

米国家安全保障局(NSA)が
民間通信会社のサーバーを通じて、個人情報・
市民の通話記録やインターネット上の情報を
秘密裏に収集しているというなんとショッキングな情報!

しかも、この情報をリークしたのは、なんと
NSA(米国家安全保障局)に出向していた元CIA職員
エドワード・スノーデン氏(29)本人なのです

彼は5月20日から香港に滞在
折りしも、オバマ大統領と習近平・国家主席の
米中初首脳会談直後でした。この会談では、
オバマ大統領が中国の人権問題や米国に対する
ハッカー攻撃を非難したと報道されています。

習キンペイ.jpg

スノーデン氏は、このリークに続き6月13日、
ナント、米国当局が中国や香港のインターネットも
ハッキングして情報収集していることをまたまた暴露!

スノーデン氏は、以前からあった市民に対する監視が、
オバマ政権で緩むと期待していたにもかかわらず
むしろ強化されたことに失望し暴露したと主張。

インタビューでは、「政府がプライバシーやインターネットの

自由を破壊するのを許せなかった!」と述べているそうです

自分はコンピューターの天才だ!と主張しているとか
学歴がない自分がCIAに就職できたのは
自分はコンピューターの天才だったからと
もっとも、ハッカーだとは公言しないまでも
天才ハッカーである可能性があったのではないかと

自由を破壊されたと・・・それだけの理由なのか?
むしろ、今回のリークの理由が真意が?はたして
それだけなのかがとても気になります
後ろには、巨大な国家権力の存在を感じます。

これに対し、NSAは、情報収集はテロ対策に必要

不可欠であり、実際にこれまでそのような情報によって、

アメリカや諸外国のテロ事件を未然に防止できてきたとして

情報収集を正当化する一方、同氏の暴露行為を

「重大な機密漏洩」だとして激しく批判しています。
当局にしてみれば内部告発されたわけですから。。。
何んとしてでも、裁判で結論を出したいところでしょうか?

過去には9・11のようなテロは皆無でした。
全世界に衝撃を与えた震撼させた出来事でした。
あのテロ以降、危機管理意識が変化し、強化されたのは
動かしようのない事実ですね。

imageCAHUW2HNホワイトハウス.jpg

また、米司法省も6月9日に捜査を開始しました。
それに対し、最終的なは亡命先としてエクアドルの名前が
あがり、ロシア経由での亡命が敢行されるという見通しが
報じられていましたが、実のところ、ロシアも受け入れには
前向きであったといわれています。

その後、NSAの姉妹機関とされる英政府通信本部(GCHQ)の
通信傍受疑惑も発覚し、6月17日から英国・北アイルランドで
行われた主要国(G8)首脳会議でも、
主要な話題として急浮上したのは、ニュースでもご存知の通り
当然、追及の矛先は、オバマ米大統領だけでなく、
G8議長のキャメロン英首相にも・・・

しかし、本問題はG8の公式の議題ではなかったため、
各国首脳が非公式レベルで「国家の治安」と「個人の自由」に
ついて議論を交わすこととなった。
苦肉の策で乗り切ったということでしょうか?
会議の日程も限られた時間でしたから。

会議2日目にオバマ大統領は、「テロとの戦い」を主題とした
セッションで、個人の情報収集問題が国内で取り上げられて
いることを認めた上で、あえて、米国の情報収集は「合法的に
行われている!」と正当化に躍起となったと報じられました。

imageCA6T1MYIオバマ.jpg

キャメロン首相も会談後、「情報活動は多様な形で
貢献している。情報共有は国家運営にとって不可欠だ!」と
情報収集と英米の協力に関して釈明をしていました。

一方、ロシアにとってこの事件は格好の外交上の
攻撃材料となったことは言うまでもないようですね。
プーチン大統領は、勢いづいた訳です。

ロシアは、当初シリア問題や核兵器削減問題などで、厳しい
状態 しかし、G8サミット直前に本事件が明らかになり、

特に、英GCHQが2009年にロンドンで開かれた20カ国・
地域(G20)首脳会合などで、各国代表団の電話や
電子メールを傍受したことや、

米国がメドヴェージェフ大統領(当時)の会話を盗聴しようと
していたことも報じられ、一時はどうなるのかと思いましたが、
何とか事なきを得ました。

過去の歴史では、アメリカの政界を震撼させたスキャンダル
ニクソン大統領を失脚させたウォータゲート事件が過ります。

一方、ロシアにしてみれば、英米に対して強気の外交姿勢が
とれる立場になったというわけです。

プーチン大統領は、少なくともロシアでは法廷による
令状交付なしに、市民の電話を盗聴することはないと主張!、

合法的に情報監視が行われるのであれば問題ないが、
違法になされるのならそれは悪だ、と述べています。

合法と違法の境目って?どこまでが合法的なのか?

また、「100%のプライバシー保護と100%の安全保障の
両立は不可能」だという旨のオバマ大統領の声明を批判し、
それは可能だし、やるべきなのだと主張をしています。

このように、ロシアは米国を公に批判することは避けつつも、
今回の事件により外交をより優位に展開するための
好カードを手中にしました。

imageプーチン.jpg

前述のように、シリア問題などで外交上、立場が不利と
言われていたG8サミットでも、むしろ逆に優位な立場を
維持することができただけでなく、従来、欧米諸国に
「人権」や「表現の自由」などで批判を受けてきたロシアが、
反撃 むしろ、同じ問題で英米を批判できる状況を獲得し
更に、強気に変えて一歩も二歩もリードしたカタチです。

その一方で、米国議会ではスノーデン氏の亡命を支援したとして、
香港当局や中国政府、ロシアに対する批判が高まっているのも事実。
スノーデン事件 各方面に渡って影響をおよぼしています。

imageCAHUW2HNホワイトハウス.jpg

米国から訴追されたスノーデン氏
亡命を希望していますが、
アイルランド・エクアドル・オーストリアなど一部の国では
亡命受け入れを提案する声も出ていたようですが、

一方、ロシアは同氏に避難場所を提供することを検討すると
表明しているだけでなく、米国と身柄引き渡し条約を結んで
いないため同氏を引き渡す可能性は極めて薄かと。

以上の理由からロシアを最終的な亡命先に決定することが
スノーデン氏にとって一番安全とも言えますが!


スノーデン事件、その概要は

元職員を支援する内部告発サイト「ウィキリークス」の代表

ジュリアン・アサンジ氏(容疑者)の動向も気になります。

さらにまたまた新しい展開が!

ロシアのペスコフ大統領報道官は7月2日の記者会見で、
米当局に訴追され、ロシアに政治亡命を申請した
米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(30)
元職員は申請を撤回したと明らかにした!との報道記事が入ってきました。

(プーチン大統領が7月1日、反米活動をやめることが
亡命条件と表明をした、その後の撤回だそうです。)

元職員は現在モスクワのシェレメチェボ空港内の
乗り継ぎ区域にとどまっているという情報です。

元CIA職員の処遇は再び不透明になってしまいました。
スノーデン事件とは?解決策は見出せるのでしょうか?

今後、本事件は米ロ関係や米中関係にも悪影響を
及ぼしていきそうなことは必至ですし、

また、同時に本事件は複雑な問題・利害関係が交錯して、
暫くは英米両国のみならず、国際社会全体を揺るがして
いくのではないかと今後の動向が注視されます。

スノーデン氏を容疑者とNHKでは報道していますが、
メディアの報道姿勢もまちまちなのかなと思います。


【ウォーターゲート事件】
ウィキペディアより引用・・・

ウォーターゲート事件とは、1972年から1974年に起きたアメリカの政治スキャンダル。
リチャード・ニクソン大統領の辞任に結びついた。

事件は、ニクソン共和党政権の野党だった民主党本部があるウォーターゲート・ビル
(ワシントンD.C.)に、不審者が盗聴器を仕掛けようと侵入したことから始まった。
当初、ニクソン大統領とホワイトハウスのスタッフは「侵入事件と政権とは無関係」
との立場を取ったが、ワシントン・ポストなどの取材から次第に政権による
野党盗聴への関与と司法妨害が明らかになり、世論の反発によって、アメリカ史上
初めて現役大統領が任期中に辞任に追い込まれる事態となった。

ウィキペディアより引用ここまで・・・

ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88%E4%BA%8B%E4%BB%B6


★★7月6日 追記記事
まさか、まさか こんなことがホント?
当時、一躍時の人となったチャップマンさんですが、
スパイとは、表舞台にでるものなのでしょうか?
ロシア当局の国家的戦略でしょうか?
国家の威信ををかけて、争奪戦が行われそうです。
さて、アメリカ オバマ政権の対抗策は?



ベネズエラへの亡命申請が報道され、その後の
各国の回答が注視されていた矢先に
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が
スノーデン容疑者に「人道的保護」を与える用意が
あると述べ、亡命の受け入れを表明したそうです。

5日、独立記念日の行事に出席したマドゥロ大統領は、
「ベネズエラの国家元首として、スノーデン氏の
人道的保護を申し出ることを決めた、この若者を、世界で
最も強力な帝国による迫害から守るためだ」と述べたと
いわれていますが、反米感情の国がこぞって同盟を組み
反転攻勢にでるとすれば、今後の展開は、はたしてどうなるの
でしょうか?

★★11月1日 追記記事
スノーデン容疑者 最新ニュース!!

★下記ロイターより引用
スノーデン容疑者がロシアで就職、大手ウェブサイトを支援
2013年 11月 1日 09:32 [モスクワ 31日 ロイター]

米当局による情報収集活動を暴露し、
ロシアに一時亡命した米国家安全保障局(NSA)の元契約局員、
エドワード・スノーデン容疑者(30)が、ロシアでウェブサイト関連の
仕事を始めることが分かった。
スノーデン容疑者を支援する弁護士アナトリー・クチェレナ氏は
国営ロシア通信(RIA)に対し、「(容疑者は)11月から勤務を開始する」と
コメント。職務内容については「ロシアの大手サイトにサポートを提供する」と述べ、
サイトの名前は明かさなかった。

ロシアは8月、スノーデン容疑者に一時亡命を認めた。
期間は1年間で、1年ごとに更新することが可能。
★引用ここまで・・・有り難うございます。

最近また、アメリカの盗聴事件(先日のドイツのメルケル首相の携帯電話盗聴事件)
しかも、メルケル首相が首相就任以前の一野党の党首時代から
盗聴されていたと報道されたのは記憶に新しいところですね。
メルケル首相がオバマ大統領に直接問い詰めた?オバマ大統領自身は
知らなかったし今は盗聴行為はされていないとか!

image.jpg

次々と明るみになるアメリカの盗聴事件!
いわゆるスノーデン事件の余波!とも思えますが。
ここへきて、反アメリカ体制の逆襲でしょうか?
何か政治的な駆け引きが見え隠れしているような気がします。
もっとも、自国の利益最優先は世の常で国家間の争いは
今後もなくなることは、ないように感じられますが。

最近のアメリカ オバマ政権は
シリアに対するレッドライン事件で求心力の低下が指摘され、
世界警察の威信も威厳もどこへやら?
さらに債務不履行デフォルト事態でますます、世界中からヒンシュクを
かっている状況ですが、強いアメリカは復活するのでしょうか?
次は、なにが露呈するのか??

スノーデン氏は今、なにを思うのか気になるところです。


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