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【シリア内戦】 アメリカ 軍事介入はナゼなのか!? [★★海外ニュース]

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【シリア内戦】 アメリカ軍事介入はナゼ!?

シリア内戦に対し現在アメリカ軍が軍事介入しようとしています。

シリアでは2年以上も政府軍と反体制派の内戦が続いているのですが、
なぜ今、アメリカシリアに軍事介入をするのでしょうか?

理由は「化学兵器の使用」が判明したからということ
レッドライン「越えてはいけない一線」をこえてしまったから!



このきっかけは化学兵器によるニュース報道が発端です。
ニュースでも度々報道されて、皆さんご存知のように
8月21日、シリアの首都 ダマスカス近郊で毒ガスがまかれ
子供、老人、女性を含む大勢の一般市民が亡くなり多数の
犠牲者をだしました。

シリア内戦では銃や砲弾などの兵器で過去すでに
10万人以上ともいわれる痛ましい犠牲者を出していると
報道されています。

シリア政府軍は反政府軍の仕業だと主張!
これに対し、反政府軍はシリア政府軍の仕業だと互いに
相手方の仕業と主張をくりかえすばかり

しかし、何故かアメリカはこれをシリア政府軍の仕業だと断定し、
オバマ大統領は、罰を与えなければいけない!とコメントしています。

通常兵器は黙認しても化学兵器はナゼNGなのか? 

そもそも化学兵器とは核兵器のような大量破壊兵器のことを指します。
僅かな量でも一度に多くの人を抹消することができる非常に
危険な兵器です。

原爆投下された、唯一の被爆国、その日本人ならば、誰しも
その危険性、破壊力は予備知識として把握していると思います。
たとえ戦争中でも使用厳禁!!とされているのです。

国際的にはジュネーブ議定書が化学・生物兵器の使用禁止
化学兵器禁止条約では化学兵器の開発・生産・貯蔵・使用を禁止
共に禁止事項が制定されています。
シリアはジュネーブ議定書の締約国とされています。


オバマ大統領の発信したレッドライン「越えてはいけない一線」を
こえてしまったから軍事介入は正当である!ということでしょうか?

ノーベル平和賞受賞者のオバマ大統領のコメントとしては、
少々違和感を感じています。

imageCA6T1MYIオバマ.jpg

オバマ大統領はシリアに対し過去何度も、繰り返し、化学兵器を
使用することは「越えてはいけない一線」を越えることであり
それは「一線を越えたら軍事介入することになる!」と
いうメーッセージをだしていました。
それによって、規制・抑止をかけていたのだと考えます。

しかし今回、一線を越えたと判断した確証がとれたことで、
オバマ大統領としては、引くに引けない状況になった?とも
いわれていますが、果たしてその真実とは?

最も議会でも反対意見が多数とも報じられていますが。

imageCAHUW2HNホワイトハウス.jpg

アメリカの事情もありますが、今後 例えば 某国の
ミサイル開発に余念のない国がレッドラインを越えるような事態に
なった時、全てに対し抑止力というものが崩壊するように思います。

フセイン政権を崩壊させんが為?のイラク戦争はまだ、記憶に
新しいと思いますが、2003年のイラク戦争では、このイラクが
大量破壊兵器を持っていると米国が自信を持って断定して
戦争開始したのに、ご存知のように実際には大量破壊兵器は
発見されることはありませんでした。


この時は釈明もなく、有耶無耶にされたような記憶だけです。
それとともに、あの戦争は一体なんだったのか!?
戦争は全てのものを破壊し破滅に向かうだけです。
一部の武器商人を豊かにするだけのものです。


その苦い記憶もあり、オバマ大統領としては【伝家の宝刀】である
レッドラインを発信して抑止力にする つもりであったと思います。


一方、、他国に対して武力行使をするには国連安全保障理事会の
決議が必要とされています。

そうした他国への武力行使が国際法で合法なのか違法なのかに
ついては、国家間においてもさまざまな考えがあります。
大規模な人的被害を防ぐという人道上の理由で「違法だが正当?」な
攻撃をすればいい?という意見があるとも聞きます。

戦争を奨励するものではありませんが、飛び散る火の粉は
自分で振り払うしか手立てはないのです。

シリアの後ろ盾でもある同盟国であるロシアと、反米感情の
中国が反対することはまず確実なので、米国は安保理決議がなくても
フランスなどの同意を得て(イギリスは議会の賛同を得られず反対が
閣議決定されたばかりです。)攻撃に踏み切る構えのようです。
事態は緊迫を含み予断を許さぬ状況です。

今度こそ、シリア政府軍が化学兵器を使ったという国連監視軍の
動かぬ決定的な証拠の信頼性が問われます。


【シリア内戦】の原因とは?

フセイン政権を崩壊後シリアのアサド政権の、民主化政策
ダマスカスの春は終わり体制引き締め政策に乗り出し
突然民主化を逆行させたのです

imageアサド.jpg

そのことによって、対立デモにつぐデモ、暴動、弾圧、
宗教対立、当時、潘基文国際連合事務総長がアサド大統領に対し、
国民への弾圧を停止するように要求したことに対し
アサド大統領は、さらなる軍事的圧力を進めていきました。

最近では、あのエジプトのムバラク独裁政権が崩壊しました。
「ネットにより一国の政権崩壊が行われた!」

多くのシリア国民も、民主化を望み民主化要求デモが始まります。
これも反政府軍を援護射撃する要因になったのではないでしょうか?

フランスの外務省はアサド政権を非難し、また米国の外務省も
同様に非難をくりかえしてきました。
現在にいたっています。

【シリア内戦】の原因については次回
に記したいと思います。

過去、過ちは繰る返しませんといいながら、同じ過ちを
繰り返すのが愚かな人間の性なのでしょうか?


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