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徳洲会グループの選挙違反事件 [ニュース]

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徳洲会グループの選挙違反事件

連日、報道されている徳洲会グループの選挙違反事件
問題になったのは、徳田虎雄理事長の次男である虎田毅代議士の
昨年末の総選挙の際、徳洲会グループの病院からなんと300名以上が
派遣されて選挙活動を行い、旅費や宿泊費の他、日当も受け取っていたことが
何故か、今頃発覚報道されたことが発端ですね。

一部病院は人員不足に陥ったが、虎雄氏は派遣した職員たちが
無断で選挙区を離れることを禁じ、病院業務より選挙運動を
優先させたと報道されています。
それが事実なら、なんという本末転倒でしょう!
徳洲会の医療革命という大義のためには犠牲をいとわない

対価を払っての運動員派遣は明白な公選法違反であることは
組織はもとより各病院とも認識していたが、過去の選挙でも毎回
同じことを繰り返してきたわけですね。
東京地検の今後の捜査の展開が気になります

徳洲会の医療革命という大義のためには犠牲をいとわない
それが徳洲会では正義だと考えられているのでしょう!!
絶対権力とは医療革命とは何なのでしょうか?



決して徳洲会グループだけのことではなく、他の企業でも日常茶飯事のことと
思われますが、裏で別の意思が働いているように感じます。

思えば、虎田毅議員が、今年の2月にあろうことか女性への暴行発覚で
政務官を辞任した際も、被害者への和解金のうち800万円を徳洲会に
用立てさせたとイワク付の虎田毅議員への反感もあったのかと

要は運動員の買収ですね。上からの命令にはさからえませんからね
絶対服従を拒否して解雇された理事長も過去にいたとか
告発を受けた「巨悪は眠らせない!」をスローガンの
東京地検特捜部が選挙違反事件を受理して捜査を開始しました。

そもそも今回の徳洲会グループの選挙違反事件の背景はというと
徳田虎雄理事長が、10年前に筋委縮性側索硬化症を患い、
体の自由が利かなくなって以降、急速に力を増した能宗克行専務理事
(現在は解雇)と、夫人と2男5女の徳田ファミリーとの間のドロドロとした
人間関係・金銭面確執が表面化したものですね。



そもそも徳洲会グループとは?
ウィキペディアなどで解説され、様々な書籍も出版され報道などで
ご存知かとは思いますが。

徳洲会グループ⇒ 病院や介護施設など全国300超の医療施設を
運営する創始者の徳田虎雄氏を代表とする徳洲会グループ
トップの徳田虎雄氏は、徳州会グループのHPでも表明していますが
↓ 以下は抜粋したものです。↓
「私は新設病院は金儲けではなく、医師不足で苦しむ離島や癖地に
医師を送るために必要だと考えます。
徳洲会の原点である離島・僻地医療を維持・発展させるために、
都市部の病院に協力させる体制を、万難を排してつくるつもりです
離島・癖地の医療と途上国の医療を、やり抜く覚悟です」
さらに、「人間として『弱きを助け、悪しきをくじく』と意思表示
生きていること、人のために働けることに感謝してほしい。
弱っている人を助けるために、しっかりと理念に基づいた
行動をしてほしい」と表明しています。

その理想・心意気は素晴らしいと思います。
更に医者を志した動機(弟さんが医者に診てもらえなかった故に
亡くなった、だから不幸を繰り返さないためにも自分が医者になる!)
にも敬服します。
徳田虎雄氏が著した「生命だけは平等だ。」という書籍があります。

徳洲会グループの出現によって日本の医療界は大きく転換期を
迎えたといっても、けっして過言ではないと思います。

徳田虎雄氏は、当時、医師会のドンこと武見太郎氏率いる
医師会と様々な改革案を出し真っ向勝負をします。
(泣く子も黙る医師会のドン武見太郎といわれていました。)
その医師会を敵にまわし、徳洲会はかなりのバッシングをうけますが
ひるむことなく独自路線を展開していきます。
結果として政治改革をするしかないと決断したのでしょうね

徳洲会グループの出現で一番のインパクトは、なんといっても
「年中無休24時間開業治療!」という理念でしょう。
確実に日本の医療の趨勢となった、このことでどれだけ多くの
尊い命が救われたことでしょう!!
これは、動かしようのない事実ですし敬服に値すると思います。
現在の緊急医療体制の礎を築いたとも思います。
人間としての心の在り方を考えます。

「贈り物をもらわない医者」
徳洲会グループが日本の医療現場を大きく変えたもうひとつ
「患者からの贈り物は一切受け取らない!」これまでの悪しき?
慣習を否定し明言し実行したことです。

私自身も家族も含めて入院という事態に遭遇した際、やはり
悪しき慣習を否定できずに実行しましたが、中には一人毅然と
否定した看護婦長の方がいらっしゃいました。
担当の医師の方は当然のように白衣のポケットに無造作に
仕舞い込みましたが。
(いずれも徳洲会グループの病院ではありません。念のため)
「贈り物をもらわない医者」今でも守られていないのが現状ですね。

徳洲会グループの選挙違反事件
かって「保徳戦争」という熾烈な金権選挙の代名詞ともいえる選挙がありました。

保徳戦争とは、かつての鹿児島県奄美群島区で繰り広げられた
島を二分する選挙戦のことです。
当時、内閣官房副長官、郵政政務次官などを歴任した保岡武久氏の地盤
その地盤を息子の保岡興治氏に継承したものの83年の衆院選!
その息子の保岡興治氏と、争ったのが、奄美群島の
徳之島出身の、医療法人徳洲会理事長・徳田虎雄氏!
徳田氏が名乗りを上げたことで島を二分する代理戦争と当時報道されました。

そのことから金まみれとか成金とか一部の反対勢力からの猛烈な
反撥を買っていたのも事実ですね。
とかく政治・選挙には莫大なお金・裏金が絡むものです
確かに現行の選挙制度も不可解ですが。

因みに、戸別訪問は違法です
家を一軒ごとに訪問して投票を頼んだり、演説会や候補者の氏名の
宣伝をする戸別訪問は、公職選挙法(第138条 第1項、第2項)で
禁止されていることは皆様ご存知かと思いますが
選挙運動期間中だけではなく、すべての政治活動のおいて禁止です。
当然違法行為を認識して違反すると、当選が無効になったり、
罰則(1年以下の禁錮又は30万円以下の罰金)があるとのことです。

小沢一郎氏の一件も東京地検は不正を暴けなかったということで
やっきになっているわけではないと思いますが、
勧善懲悪を道徳として習得しているわれわれにとっては
東京地検の動きもあわせて白は白黒は黒!と付和雷同することなく

徳洲会グループの選挙違反事件、今後の展開を注視したいものです

ips細胞でノーベル賞受賞した山中伸也教授
徳田虎雄氏が医者を目指したきっかけ。その志に感動し
医者を目指したと聞きましたが。。。

石原慎太郎氏と徳田虎雄氏とは刎頚の友であったと
それは事実と思いますが、いまとなっては
虚しく響いてきます。

徳洲会グループは今こそ、あらためて初心に戻り見つめ直すべきです。
既得権益に縛られることなく、当初の理念を実行すべきです。
晩節を汚すことのなきように!








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