永平寺「傘松閣」の天井絵の秘密！

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永平寺「傘松閣」の天井絵見つけた！

曹洞宗大本山「永平寺」全国に1万5千もの末寺を抱える大本山。
永平寺の創建は1244年。道元禅師によって、坐禅修行の
道場として開かれました。
本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏。
現在も約200人の修行僧が厳しい修行に励む由緒ある寺院です。





七堂伽藍と呼ばれるメインの７つの伽藍の他にも様々な伽藍を
配しています。
最初に案内されるのが「傘松閣」ここは、まだ、観光気分！


▼「傘松閣」の天井絵の秘密！

「傘松閣」は昭和５年（平成７年改築）に造られた
ものですが、１５６畳敷き大広間の絵天井が見事です。
230枚もの花鳥彩色画が描かれています。


▼見事な鳥や花の天井絵の中に、実は、「鯉」と「唐獅子」が
2枚ずつと「栗鼠(リス)」が1枚の計5枚が描かれています。
（入口の所に縮小した天井絵が設置されています。）


写真はNGなのですが。海外の観光客の方でしょうか？
なんと、構わずにフラッシュをたいています！
最低限のマナーは厳守したいものです。


▼「鯉」と「唐獅子」は以前にも見つけたのですが、
やはりリスがなかなか見つかりません。
この3種類の絵に願いを込めると叶えられる？とか


過去には、首が痛くなって断念したのですが、
今回はとうとう見つけました！
「りす」の絵！シンプルで、墨絵のような水彩画のような？
場所？どこにあるか言ってもいいのかしら？



ヒントです⇒正面から右前方！
何枚目か書くとおもしろくないので参考にしてくださいね。
あえて、回答はしませんので。

9月、なぜか、スリッパが廃止になっていました。
大きな玄関マットには好きな言葉「脚下照顧」の文字が。
（今年の春までスリッパ着用になっていたのですが）
（スリッパは歩きにくかったので、なくてもいいのだけど。）
冬季はどうするのかしら？


※七堂伽藍

山門、仏殿、僧堂、法堂（はっとう）
庫院（くいん：台所）東司（とうす：お手洗い）、浴室、
庫院、東司、浴室、は修行のため、特に私語厳禁とされます。

▼法堂

法堂の聖観世音菩薩、仏殿のお釈迦様はとても厳粛な
雰囲気に包まれています。

11時、タイミングよく、仏殿では朝のお勤めが始まっています。
読経の声にとても荘厳な空気を感じ、心が清浄になったと感じます。
しばらく、その場を離れられませんでした。

▼承陽殿（じょうようでん）

道元禅師の御真廟、曹洞宗の聖地
明治天皇から名前を賜わったとか。

▼法堂（はっとう）

黄金の天蓋が美しい説法の道場、堂内は380畳敷という広さ。
本尊の下に置かれた「阿吽の白獅子」！決して狛犬ではありません。
法堂は七堂伽藍の最も高い奥の場所に位置し、説法や法要が行われます。
他の伽藍や四季折々の美しい景色を眺めることができます。


▼山門（福井県の文化財！）

山門は寛延２年（１７４９年）に再建された伽藍の中では
最も古い伽藍で、かなりの歴史を感じます。
他の寺院とは趣が違い、両側には極彩色のカラフル？な
四天王が安置されていて建物とは対照的な感じがします。
ここだけは、華やかな感じ！





▼四天王・吉祥の額













山門より一段高い位置にある中雀門（ちゅうじゃくもん）から
全体を見ることができますが木々が前面を覆っているので
中雀門を正面から写すのは難しい配置になっています。






▼「大庫院」にかけられている有名な大きな「すりこぎ」は、
仏殿改築の際に地突きに使われた棒を丸めたもの。
３回なでると料理が上達するといわれています。


時間をかけてこころゆくまで、じっくりと
みたいものです。








▼瑠璃聖宝閣（るりしょうほうかく）
信長の書状などがある宝物殿、タイムリミットで
今回はスルーしました。


ハンドブックの表紙！「勅使門（ちょくしもん）」
天保10年（1839年）の建築で、「唐門」とも呼ばれています。
杉の巨木に囲まれてたたずむ荘厳な門。





行くたびになんともいえない、清々しい気持ちになります。
どれだけ、業が深いのやら！
時空を超えて？自分と向き合う時間を持ちたいものです。




風景や説明に夢中で写真が上手くとれませんでした。
次回、またゆっくり浸りたいものです。


お土産やさんの側に微笑みが。

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