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【爆弾低気圧】の原因とメカ!台風や低気圧との違い! [自然・天候・災害]

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最近頻繁に聞く【爆弾低気圧】とはナニ?原因はメカは?
「爆弾低気圧」「「ゲリラ豪雨」「猛暑日」
「今までに経験したことのない000」等々
最近の気象用語はかなりインパクトが強いなと感じます。


▼爆弾低気圧の定義
世界気象機関(WMO)では、中心気圧が24時間以内に
24ヘクトパスカル以上低下する温帯低気圧を指しています。

【爆弾低気圧】は暴風や高波、大雪をともない急速に発達するため、
対応のいかんによっては、甚大な被害をもたらすことがあります。



▼爆弾低気圧の原因・メカニズム!
温帯低気圧が急速に発達したもの。

低気圧発達の原因は寒気と暖気のぶつかり合いによるもので、
両方の勢いが強く温度差が大きいほど発達しやすくなります。



1523-00.png




▼温帯低気圧!
通常は「低気圧」とよびますが、台風の勢力が弱まって
温帯低気圧に変わった時、その変化を強調するために
あえて「温帯低気圧」と呼ぶそうです。頭が混乱しそうです。

「爆弾低気圧」爆弾が付いているので通常の低気圧ではない
そもそも、低気圧・高気圧の基準ってなんなのでしょう?


その前に、
▼気圧とは大気の圧力のことをいいます。
つまり、大気の重さによる地表面にかかる圧力のことを【気圧】といいます。
単位はhPa(ヘクトパスカル)で表現されます。
また、天気図上で同じ気圧の地点を結んだ線を【等圧線】といいます。


▼高気圧と低気圧の数値
高気圧⇒ 000ヘクトパスカル以上
低気圧⇒ 000ヘクトパスカル以下
というような明確な数値基準は存在しません。


※あくまでも、周囲より気圧の高い部分を等圧線で囲んだところが高気圧、
一方、周囲より気圧の低い部分を等圧線で囲んだところが低気圧です。


※低気圧内にはまわりから風が吹き込みます。
この風は地球の自転の影響で,北半球では反時計方向に回りながら
内側に向かって吹き込み,南半球では時計回りとなります。



000_telop_today.png

http://www.jma.go.jp/jp/typh/



※ちなみに台風とは

中心付近の最大風速が17.2m/s以上のものとし、
最大風速が基準を下回れば熱帯低気圧となります。

台風はもともと熱帯低気圧が発達したもの。
熱帯低気圧とは、暖かい空気の塊でエネルギー源は水蒸気です。



「爆弾低気圧」という表現に違和感を感じるため、
気象庁では「急速に発達する低気圧」と表現していますが、
注意喚起するためにもインパクトが強い
爆弾低気圧と報道されているようです。


古来よりお天気は我々の生活と密接に関わってきました。
また、人工衛星の打ち上げや技術の推移はめざましいものが
ありますが、天気予報の観点からみるとなかなか活かされて
ないように思います。

精度の高い信頼できる正確な天気予報を期待したいのですが、
いまひとつ予報の域を出ないのかと。


また、防災の観点からも、火山の噴火活動の予知や地震や津波の予報に
気象庁には、精査を重ねていただきより正確な情報伝達を
こころがけて頂ければと思います。

また、我々も一層、防災の意識を高めなければならないと思います。
▼非常時の備えを再確認してみませんか?





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